このような表示を見たことはありませんか?もしかしたあなたのホームページにもこの表示が出ているかもしれません。
10数年前に制作されてそのままのようなホームページによく見られますが、簡単に説明するとこの表示が出ているサイトは通信が暗号化されていないということです。この場合第三者によるデータの盗聴や改ざんがおこなわれる可能性があります。
ホームページのSSL化とは
簡潔に説明するとウェブサイトの通信を暗号化することです。SSL化のメリットは色々ありますがセキュリティの向上はもちろん、SEO対策としてもHPをWebマーケティングのツールとして利用している事業者にとっては必須の対策といえます。
細かい話をすると、現在はTLS(Transport Layer Security)という暗号通信手段を使いますが、TLSの前身であるSSL(Secure Sockets Layer)という言葉が広く認知されているためSSL化と呼ばれています。
セキュリティの向上
最近ではインターネット上で商品を購入したり、資料を取り寄せたりと、ユーザーが個人情報を入力する機会が増えてきています。この際にユーザーとの通信が暗号化され保護されていないと、クレジットカードの番号や、氏名、電話番号といった極めて大事な情報が危険にさらされていることになります。サイトのSSL化は必要最低限しておくべきセキュリティ対策です。
SEO対策
Googleをはじめとする検索エンジンはSSL化されているサイトを優先的に表示すると公式に発表しています。SSL化されていないサイトの場合、検索順位が下がりアクセス数が減少する可能性があります。
ユーザーの信頼確保
SSL化されたサイトは、ブラウザのアドレスバーに「安全」と表示されたり、鍵のマークが付いています。実際に多くのユーザーが通信が安全なのか気にしているというデータもあります。
それに加え企業のHPの場合、SSL化されていないサイトを公開し続けているということ事態が、セキュリティや情報の取り扱いに対していい加減であるイメージを与えてしまう可能性があります
まとめ
SSL化はHPを公開する全企業、個人にとって必須と言ってもいい、ベーシックなセキュリティ対策です。
ご自身でHPを作られた場合は是非サーバーの設定や、コードを見直すことをおすすめします。また業者に頼んだHPの場合は制作業者に相談することを強くおすすめします。SSL化には手数料がかかる場合もあると思いますが、ご自身でわからずにサーバーの設定をいじるとホームページが機能しなくなってしまう可能性もあります。
業者とは連絡がつかないという場合は、KWSにご連絡いただければ可能な限りの対応を致しますのでお気軽にご相談ください。