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  • 24.07.08

    制作サンプルその① 建設業の仮想ホームページ 【設計】

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KWSは24年4月に生まれたばかりの組織です。

本来であれば実際に制作させて頂いたクライアントさんのウェブサイトをたくさん皆さんにお見せしたいのですが、まだまだ実績が足りません。ですので現在は料金も非常にリーズナブルにHP制作を請け負っております。ご希望の方はお気軽にご連絡ください。

HPのご相談はこちらから!

クライアントさんがご自身のビジネスのホームページが出来上がるイメージを想像できるように、定期的に仮想のプロジェクトとして業種やコンセプトを考えたうえでそれに沿ったHPを作成しております。あくまで一つのサンプルですが、デザインだけではなく機能面についても解説しながらお伝えしたいと思います。

実際にHPを作る際、どんなものを作ってくれるのか?参考にしていただければと思います。定期的にブログで発信していく予定です。


第一弾は建設業のHPです

今回は「田中建設」という地方で活動している中規模の建設会社をイメージして作成しました。HP内で使用するキャッチコピーや文章、ロゴなどには生成AIを利用しています。


ビジネスにおけるHPの目的

どんなビジネスのHPも制作前に目的をクライアントさんと確認します。多くの方が「売り上げを上げる」という漠然とした目的を設定しがちですが、これは注意が必要です。HPを公開することで具体的に何を得たいのかを明確にしないと、投資が無駄になる可能性があります。

具体的には売上を上げるためにHPでなにを達成すべきかを考えます。

・問い合わせをもらう

・資料請求をしてもらう

・面談の予約をしてもらう

・メールマガジンの登録をしてもらう

売上が上がるまでにはステップがあり、HPで消費者に対する購買の入口を用意してあげることが重要です。

田中建設の場合、住宅や施設の工事という比較的高価なサービスを提供しているので、HPを見て即決するケースはほとんどないと言えます。まずは問い合わせをもらい、見積もり、打ち合わせ、商談を経て契約に至ります。最終的に売上が上がるのは契約を交わした時点ですが、HPの大きな目的として「問い合わせをもらう」ことにフォーカスしましょう。


目的を達成するためのホームページ設計

それでは次に目的を達成するためにはどんなHPであるべきかを考えていきます。

・必要な機能

・必要な情報

・問い合わせに至るまでの動線

まず機能面ですが、問い合わせフォームの設置が必要です。

今回はあえて準備する必要はありませんが、一般の消費者が対象のビジネスの場合、ラインのリンクを設置してあげたり、QRコードを設置することも問い合わせのハードルを下げることに繋がります。

実際のプロジェクトでは問い合わせの内容を明確にするために、質問事項や現在の情報を記入してもらうチェックボックスを用意したりと問い合わせからの対応がスムーズになるような設計をおこないます。


次に必要な情報です。

どのような会社で、何が得意なのか。今までどのような仕事をしてきたのか。HPを訪れているターゲットが必要とするであろう情報を準備する必要があります。これに加え住所や電話番号、メールアドレスの情報も問い合わせをもらうためには必要不可欠です。

今回はHPの構成を

トップページ
  ├ 新着情報
  ├ 会社概要
  ├ 事業案内
  ├ 施工実績
  ├ お問い合わせ

このようにしました。HPを訪れたターゲットが欲しい情報にできるだけスムーズにアクセスできるページ設計を心がけます。

新着情報のページを作る理由は2つあります。

1つは会社からの情報をオフィシャルに発信できる場所を持つことに意味があるからです。今回はクライアントが自分で更新できるようなシステムを構築する予定です。

2つめはHPを生きた状態に保つためです。HPは何年も更新が止まっていたり、情報発信が一切されていないと、今もやっているビジネスなのか?判断がつきません。HP全体の更新はさほどしなくても、新着情報として大型連休のスケジュール等についてでも情報が更新されていれば閲覧者は今も動いている組織だと認識することができるのです。


最後に問い合わせに至るまでの動線です。

多くのターゲットは必要としている情報、興味のある情報を閲覧した後に問い合わせというアクションに移ると考えられます。そこでレイアウトをデザインする際にはどこにCTA(Call To Action)と呼ばれる「行動喚起」のボタンを設置するのか念頭にいれる必要があります。HPの設計は、ターゲットの無意識を操作するためにおこなうのです。

せっかく必要とする情報を得て、「いざ問い合わせしよう!」と思ってくれたのにどこに問い合わせフォームがあるかわからなかったり、何個もページを戻らないと行けないような構成だと問い合わせの件数が減ることに繋がりかねません。

こちらはデザインの際にも詳しく触れていきます。


誰のためのどんなホームページを作るのか

このように誰がターゲットなのか?ターゲットに何を伝えて、どんな行動を取ってもらいたいのかを考えHPは設計されます。実際のプロジェクトはこの過程をもっともっと細かく掘り下げていきます。ビジネスの種類によって対象となる顧客の年齢層も違いますし、性別も異なります。そのため複数回の打ち合わせが必要となります。

今回は設計編ということで、次回はHPの設計で定義した要件をどの用にレイアウト、デザインにおこしていくのか記事にします。

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